尿路結石/膀胱炎の記録

初めて膀胱炎になった・・・犬の膀胱炎症状 犬が頻尿になったら・・・

みゅうは我が家に来て早々にケンネルコフ、マラセチアで病院に行ったものの、どちらも軽くすぐに完治しました。
それ以外は特に何のトラブルもなくすくすくと大きくなり、その成長ぶりには目を見張るものがありました。
こんなに早く大きくなるなら、もっと動画や写真を撮っておけばよかったと後悔ばかりです。

以下、みゅうのストラバイトによる膀胱炎の記録ですが、だらだら書いてもわかりずらいと思いますので、
目次をつけてまとめます。
愛犬が同じような症状の方はご参考になさってくださいね。

頻尿からの経緯


そんなみゅうが12月に入って頻尿になっていました。
あきらかにおしっこの回数が多く、おしっこをする時、少し戸惑ったような顔をするようになりました。

最初はん??くらいの感覚でしたが、徐々にその回数が増え、これはおかしい?と12月15日に病院に行きました。
病院で尿検査をしたところ、ストラバイトが見つかりました。

ストラバイト??って何??

ストラバイト。
初めて聞く言葉。
これがこの先みゅうを長く苦しめることになるとは、その時は知る由もありませんでした。

ストラバイトとは、おしっこがアルカリ性に傾き、キラキラした結晶が生成されてしまうことです。
膀胱炎によりできたのか、もしくはストラバイトができて膀胱炎の症状が出たのか・・・。
どちらにせよ、みゅうはこの両方を患い、これが原因で頻尿になったのです。

この時、診てもらった動物病院では投薬はなく、ごはんで治しましょう、とごはんのサンプルをくれました。
この動物病院の先生ですが、友達が言うには動物には優しいけど人間には合う、合わないがあるかも・・・と言っていた通り、
イマイチ私の心に届く説明をしてくれませんでした。

私は、この子に今必要なものは、ストラバイトを消す療養食なんだ、とよく理解できなかったのです。
サンプルはくれましたが、それだけ。
そのサンプルはロイヤルカナンでした。

ロイヤルカナンの療養食

あの当時、ロイヤルカナンはネットの巷の噂では、B・・・なる発がん性の物質が入っている、という悪評がありました。←現在その物質は入っていないようです。

なので私は、みゅうを迎えるにあたり、最初からロイヤルカナンだけはあげたくありませんでした。
なのに、ブリーダーも獣医師もロイヤルカナンを勧めるんですよね😂

私は、ロイヤルカナンに変わる良いごはんなんていくらでもあるだろう、とそのサンプルは食べさせず、他のメーカーの療養食を買いみゅうに食べさせました。
みゅうはおしっこ以外は元気で食欲もあり、問題なさそうに見えていました。
膀胱炎は、おしっこ以外は元気な為、飼い主さんによっては気づかないことがあります。
ここは、じっと観察していましたが、可もなく不可もなく、といった感じでした。
私も、療養食を食べさせていることで安心し、様子を見ているにとどまっていました。

血尿

ところが、年が明けた1月8日、みゅうが初めて血尿を出しました。
とても痛そうにおしっこをしていたことを思い出すと今も胸が痛みます。

1月に血尿を出した日

  • 2019年 1月8日
  •     1月10日
  •     1月12日
  •     1月17日
  •     1月22日
  •     1月23日 

なんと1月は6回も血尿が出ました。

通院回数と処方薬

当初の病院に通院したのは5回。
私は、ロイヤルカナンではなく、市販の結石用のごはんを食べさせていることを伝えました。
でもその先生は、特にそれを否定するでもなく、こちらの方がいいですよ、的なやんわりした説明のみでした。
無知な私に療養食の何たるや、を詳しく説明してくれなかったのです。
その時点でまだ私はロイヤルカナンの療養食にしなくてはならないという必要性がわかりませんでした。
でも、このまま今の療養食でいいの?みゅうのストラバイトは消えるの?と不安になり、この後新しい病院にセカンドオピニオンとして診断を仰ぎに行きました。

2018年 12月15日 ・・・尿検査

    12月23日 ・・・尿検査

2019年 1月15日  血尿 ・・・皮下注射 抗生物質 尿検査 

    1月22日 ・・・抗生物質 痛み止め

病院を変えて 1月29日  血尿 ・・・超音波検査 尿検査 パセトシン錠 リマダイル錠  漢方(通淋) ロイヤルカナン PHコントロール

この時に、新しい動物病院の先生からよく説明をしていただきました。
現在、みゅうの膀胱にストラバイトがある。
それを消すにはロイヤルカナンが一番よく効くと言われました。
最短1週間でストラバイトが消えるという臨床データがあり、先生の経験からも一番効果のあるものがロイヤルカナンだと説明を受けました。
ここまで説明されると、ロイヤルカナンを拒否する理由はなくなります。
私は素直に言われたとおりにすることにしました。
つまり納得して食べさせようと思えたのです。

エコー検査をしていただき、ストラバイトが確認できました。
このストラバイトが、膀胱を刺激し傷つけ、血尿を出すのだと説明を受けました。
レントゲンに映っている石が、ストラバイトであれば療養食で消えること、またシュウ酸カルシウムの場合は消えないということと、その場合は手術をしないと取れないとのことで、私は不安でたまりませんでした。
エコーではその種類はわからないと言われ、1週間後に石が消えていればストラバイトだったということになる、と説明されました。

とにかく今は石を消すことが最重要項目。
私の嫌いな😅ロイヤルカナン、とは言っていられません。
先生を信じてロイヤルカナンのPHコントロールを食べさせることにしました。

あと、こちらの先生は漢方薬を処方する先生で、これをご縁にみゅうは漢方のお世話になることになりました。
体に優しい漢方は私自身も飲んでいたことがあり、みゅうにとって良いのではないかと積極的に取り入れることにしました。

 20199年 2月5日 ・・・超音波検査 尿検査 パセトシン錠 漢方(源気)

      3月19日 ・・・経過観察 尿検査 漢方(源気)

      3月26日 ・・・経過観察 尿検査 漢方(源気

      5月11日 ・・・落ち着いたかと思ったらまた膀胱炎になりました。超音波検査 尿検査 パセトシン錠 リマダイル錠

3月で一度落ち着いたと思ったのですが、5月に再発しました。
でもその時の超音波検査ではストラバイトはできていませんでした。
この頃のみゅうは、まだ体が未熟だったせいかなかなか落ち着かなかったです。
膀胱炎は繰り返しましたが、ストラバイトがこの後出来ることはありませんでした。

病院を変えて思ったことは、当初の先生も診断は間違ってはいなかった、ということ。
でも波長が合う、合わないもありますし、疑問や不安に納得のいく説明を細かくしてくださる先生を選ぶことが重要、ということでした。
病院選びはとても大切だと思いました。

幸いこの病院は2年前にできた新しい動物病院で、私は全く知らなかったのですが、自宅からもとても近くて今後ずっとお世話になる病院となりました。

ロイヤルカナンでストラバイトが消えました。

あれだけ抵抗したロイヤルカナンの療養食でしたが、1週間後、見事にストラバイトは消えていました。
あの時の感動と安堵の気持ちは忘れられません。

下の画像は、ストラバイトの写真と、その下は消えている写真です。

ストラバイトが映っています。
前回あったストラバイトが消えています!


みゅうが辛そうにおしっこをしていた時、どうにも切なくてみゅうを抱きしめて泣いたことを今も鮮明に覚えています。
この時以降、4歳の現在までストラバイトができたことはありません。
ただ、膀胱炎と血尿は何回かありました。
血尿に関しては、ストレスで出すこともありました❣
これについてはこちらの記事をご覧になってくださいね。

この後、2歳過ぎまでロイヤルカナンにはお世話になりました。
私の中で悪いイメージだったロイヤルカナンですが、みゅうの膀胱炎を直してくれた優れた療養食だと今は思っています。
あの時、血尿が出るまでは同じ尿路の療養食としてうたっていたご飯を食べさせていたわけですがそれは効かなかった・・・ここで思ったことは、やはりみゅうのその時の状態の程度、またフードの療養食の言ってみれば強度等(直す目的、予防の目的)そういったものが合わず効いてこなかったんだと思います。

ロイヤルカナンには、重複した病気の療養食や、尿路にも程度の強弱に分かれたごはんが豊富にあり、他のメーカーにはない組み合わせの豊富な療養食がたくさんあると先生が仰っていました。
とても研究されているごはんなんですよ、と仰る通り、みゅうはこのごはんのおかげで膀胱炎を乗り切ることができました。

動物病院の先生方の中には、フードの知識の薄い先生もいるとのこと。
主治医となっていただいたこの先生はとてもフードを良く研究されていて、みゅうの状況に応じてご飯を変えることができました。
信頼できるかかりつけ医を見つけること、これもとても大切なことですね。

現在は、漢方の入った「みらいのドッグフード」というごはんを食べさせています。
[みらいのドッグフード」の詳細はこちらの記事にあげています。

膀胱炎にならないために 日々のおしっこ管理 pH試験紙でおしっこの状態を見ること


みゅうがストラバイトになってから、毎日おしっこのpHを測ることがルーティンになりました。
これはみゅうの健康管理にとても役立ち、毎日の体のお知らせとして欠かせないものとなりました。

おしっこのpHについての詳細記事はこちら
なかなかおしっこのpHを測る飼い主さんは少ないと思いますが😅
愛犬の健康管理におしっこのpHを日々チェックすること、おしっこシートを変えるついでの動作として、慣れてしまえばさほど労力は伴いません。
是非飼い主さんにしていただきたいと思います。

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  • この記事を書いた人

myu's life

2018年9月に我が家にやってきた小さな小さなチワワの女の子。
それがみゅうです。
お迎えするなり血尿、膀胱炎を繰り返し、そして尿路結石に。
心配のあまりそれ以降過保護になりました。
そして膀胱炎と戦った日々の中で知った療養食、犬の漢方etc.
みゅうはその後膀胱炎を克服し、現在4歳になりました。
今までの闘病を振り返りながら、これからの長いみゅうの犬生をとことん考えていきます。
このブログは、20歳まで歩いて見える!を目標に、健康長寿犬を目指す過保護お母さんとみゅうのドタバタブログです♪

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