犬の漢方と毎日のフード

みらいのドッグフード 漢方療養食 結石・膀胱療養食 2歳半から食べてます


迎えて3ヶ月経った頃に膀胱炎になり、その後血尿が出てストラバイトが発見され、それからずっとロイヤルカナンの療養食を食べてきたみゅうですが、主治医の先生が漢方を処方する先生であることと、私自身が体に優しい漢方のごはんを食べさせたいという意向から、体調が安定したらいずれロイヤルカナンからこのみらいのドッグフードのごはんに変えたい、という願いをずっと持ち続けてきました。

ロイヤルカナンの療養食についての記事はこちら
膀胱炎の治療についての記事はこちら

2歳半を過ぎた頃に、長期にわたって膀胱炎にもならず、尿のpHも一定して安定値を保つようになったので、そろそろみらいのドッグフードに変えても大丈夫かな?と思い、ようやく私が食べさせたかった漢方フードの「みらいのドッグフード」に移行することができました。
と言っても、普通食ではなくこれもやはり療養食です。

尿路の子は一生療養食?

尿路の子は、一生療養食と言われています。
ネット検索をしていてこの文章を読んだ時、本当にショックでした。
そして、尿路の子はおやつも厳禁です。
えっ😰おやつをあげてはいけないなんて、なんて可哀そうなんでしょう😭
そんなことになってしまったみゅうが不憫で、初めて膀胱炎になって血尿を出した時、私はみゅうを抱きしめて泣きました。

療養食とは調整食 

療養食というのは調整食です。
つまり、通常のフードに入っている成分が調整されている・・・尿路の場合はリン、マグネシウム、カルシウム等のミネラル成分が制限されています。
おやつをあげてはいけない、というのは、おやつをあげてしまうと、せっかく調整されたご飯を食べているのに、おやつはそれを無意味なものにしてしまう、さらには症状を悪化させてしまうことに繋がるからです。

尿路の子、おやつは一生食べられないの?

でも、でもです。
可愛い我が子におやつを一生あげられないなんて、、、そんなこと耐えられませんよね?😅
なんとかしておやつもどきをあげたい。
尿路の子にもあげられるおやつはあるんじゃないか?と色々探しました。

手作りおやつ、自然派おやつ、etc.
でも、市販のおやつは、カルシウムなんてわざわざ入れてあります❣とうたっているものも多く、その成分、いらないのよ、と思うものばかりでした。
これをあげてまた膀胱炎になったりストラバイトができたりしないか・・・そう思うと不安でどうしてもあげられませんでした。
今は尿路の子用のトリーツもありますね。
私が見つけられなかったのかもしれませんが、あの当時、安心できる尿路の子用のトリーツはありませんでした。
じゃあどうしたらいいの?
そんな時、ネットである記事を見つけたのです。

犬はごはんの時以外にもらえるものがおやつ 嬉しい嬉しいおやつなんです

その記事にはこう書いてありました。
犬は、ごはんの時以外にもらえるものが嬉しいのだ、と。
それがたとえいつも食べているごはんであっても、と。

この一文を読んだ時、私の胸はすっとしました。
一日の量からおやつ分を差し引いて、それをおやつやご褒美としてあげればいい。
みゅうが血尿を出した時のあの顔、二度とあんな表情にさせたくない。その一心で私は心を決めました。
おやつは一切あげない、療養食ですべてまかなう、と。

実際、みゅうにおやつやご褒美としてあげる療養食は、みゅうにとってはとっても嬉しいものでした。
喜んで尻尾を振って、もっとちょうだい、もっとちょうだいと手で催促してくれます。
4年間、このやり方でずっと来ています。
そのおかげで、みゅうの尿路に問題が生じたことはありませんし、みゅうも知らぬが仏🤣で毎日食欲旺盛、下痢は一度もなし、快調です。
食欲がないなんてことがないので、もしも食欲が落ちるようなことがあれば何かのサインになります。
なので病気発症の場合はすぐにわかると思います。

療養食用のトリーツもある 気をつければ、野菜やフルーツだって食べられる

とはいえ、インスタでおいしそうにいろいろなものを食べるワンコちゃんたちを見て、うらやましいという気持ちはありました。
いつか少しずつでいいから、みゅうにもそんなものを食べさせてあげたい。そう思っていました。

成長と共に体も変わります。
みゅうを見ていて、もしかしたらそろそろいろいろなものをあげても良い時期かも?と感じるようになりました。

そして3歳を過ぎて、今まで一切あげなかったものにも少しずつチャレンジするようになりました。
その一番最初にチャレンジしたものがキャベツでした。
キャベツは柔らかい葉の部分を千切りにしたものを水に浸します→これはミネラル成分を流出させるため。
要するにみゅうにとって栄養成分はどうでもよく😅食感やフードと違う味を楽しんでもらえれば良いということで、シャキッとした感じにしてみました。
どうやらそのシャキシャキ感が良かったらしく、ゆでたものは食べませんでしたがキャベツの千切りはみゅうにとってはおいしい初の野菜おやつとなりました。

次は🍓に挑戦しました。
ほんのり甘いのが嬉しいのか、とても喜んで食べました。
キャベツも🍓もほんの少し。
ごくたまに、のご褒美です。

その後は、4歳になって今年初めてゆでたトウモロコシを4粒食べさせてみました😆
大切なことは、たくさんあげない、たまににする、食べさせたら翌日のおしっことウンチをちゃんと確認する、です。
これを守りながら体調が安定している時であれば、普通のワンコと同様に、豊かな・・・まだそこまではいきませんが、
全てのおやつを一切禁止してきた生活からは少しずつステップアップしてきています。

ここでの重要ポイントは、安定した状態が長期にわたり続いている時だけです。
治療中は厳禁です。
でもその時は、療養食をおやつに、の方法をとれば悲観することはありません。

あと、みゅうの場合はパピー期からだったので、おやつ生活はさほど長くありませんでした・・・だって生後5ヶ月で膀胱炎でしたから😂
通常はおやつ生活にどっぷりつかっていることがほとんどだと思います。
そうなると要求に負けてどうしてもあげてしまい、なかなか症状が改善しないと聞いたことがあります。
でも、そこは心を鬼に、です。
状態が良くなれば普通のワンコと同じように暮らせるのですから、一日も早く回復させてあげることが先決ですね。

みらいのドッグフード 結石・膀胱用フード ドライタイプ 

念願かなったみらいのドッグフードの結石・膀胱用の成分の詳細です。
みらいのドッグフードには、主にドライとウェットタイプがあり、下の写真は、ドライフードに入っている材料、成分です。
カロリーは、333kcal/100g なので、さほど高くありませんね。

結石・膀胱用の療養食に入っている成分です。

現在、みゅうはドライフードとウェットフードを合わせて食べています。
主治医の先生が仰っていましたが、この二つのタイプのごはんを併せて食べるのが今一番良い食べ方とされているそうです。

ドライフードのメリットとウェットフードのメリット、両方のいいとこ取り、というところでしょうか。
実際私が感じるメリットは、ウェットを混ぜることによって水分が多く取れます。
みゅうは水飲みの量が少なく、尿路の子は水をある程度飲む方が好ましいので助かります。
ウェットフードはドライよりカロリーが低いので、避妊手術後のすぐ太る傾向を抑えてくれます。
あとはウェットを混ぜることによって食欲を増すことができます。

フードの匂いはかつおだしのような和風な匂いがします。
筒状で柔らかく、長さはさまざまですが、長いかな?と思ったものは片手の指で簡単に折れますので、みゅうのような小型犬も食べづらくない固さと大きさです。
89種類の和漢植物とその中の一つに、尿路の子に良いとされるクランベリーも入っています。

みらいのドッグフード 結石・膀胱用フード ウェットタイプ

みゅうが避妊手術をした後に、体重が増えやすくなってどうしたものかと思っていたところに、お友達がウェットフードはローカロリーでいいよ、と教えてくれました。

そこで、みらいのドッグフードのウェットタイプ、尿路の子用の低たんぱくのものを併用することにしました。
このウェッフードは、すい臓、胆のう、肝臓、腎臓、副腎、甲状腺、心臓、結石の子の療養食です。

このウェットフードを併用するようになってから、体重が増えすぎることがなくなり、オメガ9等の油分が嬉しいのか喜んで食べてくれます。

みらのドッグフードのウェットタイプには、その他ウェットバラス(シニア、アレルギー、胃腸、ダイエット、糖尿)ウェット高エナジー(衰弱、愛がん犬、成犬、骨関節)の療養食がありますが、この3種類の全てのごはんに、イベリコ豚が入っているのが特徴です。
イベリコ豚は、犬にとって相性の良い蛋白源でアレルギー性が低いということ、犬の筋肉、毛並み、細胞を作る重要な栄養源になるそうです。
また、オメガ9、オレイン酸、ビタミンB群、Eが豊富で良い油とされるものがたくさん入っています。
実際手には油が付きますし、みゅうもその油が大好きです。

みゅうは3歳の時の血液検査で油に弱いことがわかっています←血液検査記事で後日アップいたします。
その前からこのウェットは食べさせていましたが、このご飯が原因ではないという先生の判断で、その後も変わらず併用してきました。

大丈夫だろうという確信があっても結果を見るまではどこかで不安があったので、今年4歳の血液検査がオールクリアだったとわかった時は本当に嬉しかったです。
良い油とされているオメガの良い油たちは、みゅうの健康を守ってくれていると証明ができました。
安心して食べさせられるご飯のお墨付きとなったわけです。
4歳の血液検査は、一つもNG項目がないように、との私の一年間の目標にしてきたことも達成できて、とても嬉しい結果となりました。

下の写真はウェットフードです。
右側は、製氷機に小分けして冷凍にしてある写真です。
冷凍にしておくと劣化を気にせず、必要なだけ使えてとても便利です。



ドライ、ウェット共に和漢植物が入っているこの漢方のごはんですが、せっかくブログを始めたので、今後一つ一つの成分を調べていこうと思います。

尿路の子の健康管理に、飼い主さんが愛犬のおしっこのpHを知ることはとても重要です。
おしっこのpHについてはこちらの記事から

和漢みらいのドッグフード【特別療法食(結石・膀胱炎用)】
なにせモデルをお願いしてもいい顔しません😂



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  • この記事を書いた人

myu's life

2018年9月に我が家にやってきた小さな小さなチワワの女の子。
それがみゅうです。
お迎えするなり血尿、膀胱炎を繰り返し、そして尿路結石に。
心配のあまりそれ以降過保護になりました。
そして膀胱炎と戦った日々の中で知った療養食、犬の漢方etc.
みゅうはその後膀胱炎を克服し、現在4歳になりました。
今までの闘病を振り返りながら、これからの長いみゅうの犬生をとことん考えていきます。
このブログは、20歳まで歩いて見える!を目標に、健康長寿犬を目指す過保護お母さんとみゅうのドタバタブログです♪

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